ブックタイトルK'SPEC FAN Vol.04
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K'SPEC FAN Vol.04
人にもよるが、看護師さんや美容師さん、料理人など仕事上つけられない事が多いという指輪。それだけにオフの際に思いっきりオシャレを楽しみたい筆頭とも言えるのがこの指輪。亜樹サンも個人的に一番目がいく場所だとか。?亜樹サンの今日のコーディネートは、ポイントなっているブルーの服に、ブルートパーズのピアス、ブルージルコンのネックレス、針金入りの水晶の指輪(右手)にトパーズの指輪(左手)と、ファッションとジュエリーの融合を楽しんでいるそう。 銀、真鍮、銅といった素材を加工するジュエリー。自身のブランド「azur」の彫金作家として活躍中の亜樹サンは、天然石や金属が放つ色合いや煌めきからインスピレーションを受けて、オリジナルのジュエリーやアクセサリーを製作している。 ジュエリーやアクセサリーは身につける人がいて完成するもの…と亜樹サン。身につける事でウキウキしたり、華やいだり、楽しくなる…そんな日々の生活を彩るジュエリーを提案する現場ではどんなことに気を使っているのだろう。「その人らしくいられるものを製作しています。オーダー時には、とくにその人がこだわっている生き方やシンボルを作品に生かす事が多いですね。 オーダー時のカウンセリングではその方の活動をお聞きし、フォーマルなのかカジュアルなのか、どういうシーンで使いたいのか、どのようなアイテムが欲しいのか…などを聞き込み、大体の予算と素材など何パターンか提案します。その際にはジャケットに合わせたいのか、ポロシャツなのか、などもお聞きします。とにかくファッションとは切り離せない存在なのがジュエリーでありアクセサリーですね」。 アクセサリーやジュエリーを楽しむ際のアドバイスってありますか?「指輪は、指が細い人は華奢なものが似合います。それと全部の指にはつけないほうがいいでしょうね。全部つけると指輪同士があたって傷がつきますし、そもそも圧迫感を与えてしまう。ジャラジャラと付けることで成金感が出てしまうことも。 ネックレスにボリュームのあるものをつけるならピアスはボリュームを抑えるなど、どちらか一方をポイントにすることも、どちらかを目立たせる意味でも必要でしょうね。 それと、ジュエリーにはシルバーが似合う人、ゴールドが似合う人…もありますね。これは肌の色にもよるのですが、欧米の人などは24金ではなく10金をよく好まれます。逆に黒人の方は24金が似合います。日本人ならイエローゴールドよりもピンクゴールドが似合うと一般的に言われることが多いですね」。 自分の気に入ったものを身につけている、そしてその姿を人に見てもらって、その反応を見るのもジュエリーの醍醐味。「それ素敵!」って言われたい。人とは違うものを身につけたい。服を選んでアクセサリーを選ぶ、その両者が揃うことではじめてファッションとして完成するのだそう。もちろんアクセサリーを主体にファッションを選ぶこともおおいにアリとか。「その際に重要なのは、付けるとテンションが上がるか、でしょうね。それをつけることで〝幸せ?と思えることが大切だと思います。もし、クルマにアクセサリーを装飾するならホイールの一部分だけ何かつけるなど、分かる人にだけ分かるものを付けるのもオシャレな気がします。インテリアならハンドルの真ん中あたりにちょっとワンポイントだけ付けるとか。特に男性はハンドルなど触れたり、目にする部分にこだわりがあると思うので」。 今ドキは貴金属というよりも、プラ板を焼いて作ったような樹脂をプチプラ感覚で楽しむ人も多いようだが、やはり金属が放つ独自の色合いや華やぐ煌めきにはおおいに惹きつけられるもの。ジュエリーをまとうように愛車のポイントとなる部分にクロームをまとう。そんなキラリとしたセンスを自分の愛車との生活に是非活かしてほしい!シルバーの地金の板を糸ノコで切り出して加工しハンドメイドでジュエリー&アクセサリーを手がけ、ギャラリーで個展を開いたり、自身のブランド「azur(アジュール)」をネット上で販売したりと活躍中の彫金作家の亜樹サン。その製作作品のほとんどは女性向けだが、最近ではファン層も広がり男性からのオーダーも増加中!“ジュエリー”。とくに女性には必須のアイテムで、ファッションに今回は、そんなジュエリーの楽しみ方をオリジナルのジュエリーを製作している彫金作家の亜樹サンに聞いてみた。クルマのカスタムにも通じるその思いとは…!?指輪彫金作家亜樹サンazur(アジュール)貴金属装身具製作三級技能士ジュエリー編その道の学ぶ気分を高揚させてくれるアクセサリーといえば、やはりプロに7